諏訪大社では、前宮・本宮・春宮・秋宮の4社で御朱印をもらうと、最後の4番目の神社で限定の記念品をもらう事ができるという「四社巡り(四社参り)」が人気ですよね。
特に最近の御朱印ブームのせいもあって、限定記念品をもらう参拝客が増えています。
しかし、下社の春宮と秋宮は諏訪湖の北側の下諏訪町にあり、上社の前宮と本宮は諏訪湖の南側にあるので、四社は距離が離れています。
そこで、
- 四社巡りにかかる時間
- 四社を回る順番
- 御朱印の受付時間
- 四社へのアクセス
など、四社参りのポイントをお伝えしていきます!
また、諏訪大社のパワースポットや御朱印帳の種類・値段などもご紹介しています。
これから諏訪大社を訪れる方は是非ご参考になさって下さい。
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諏訪大社には4つの宮(前宮・本宮・春宮・秋宮)
諏訪大社というのは、諏訪湖の周辺にある4つの神社をまとめた名称になります。
その4つというのが、
- 上社前宮
- 上社本宮
- 下社春宮
- 下社秋宮
になります。
諏訪湖の南側の上社が2つ(前宮と本宮)、諏訪湖の北側の下社に2つ(春宮と秋宮)となっています。
この4つの社をめぐるのが、「諏訪大社四社参り」(四社巡り)というわけですね。
四社に参拝したら社務所で御朱印をもらいましょう。
各宮で御朱印が貰えるので、合計4種類の御朱印があります。
初穂料はどの宮でも500円です。
4社全てで御朱印を頂き、最後の4社目で御朱印を見せると、限定記念品が頂けます。
4社はそれぞれの魅力的ですので、諏訪大社に行ったら是非4社全てを巡るのがおすすめです。
上社前宮
上社前宮は茅野市にあります。
諏訪市から見ると東側の位置ですね。
この宮は、他の三宮と違って本殿があり、社務所は拝殿から少し離れています。
諏訪大社 上社前宮
四方の御柱がしっかり確認できます#御朱印 pic.twitter.com/5uzHJuSCYI— るうい (@rui9312rui) 2018年3月7日
上社本宮
上社本宮は諏訪市に位置しますが、前宮から近いです。
前宮から本宮へは、車で10分もあれば移動できる距離です。
本宮には、宝物殿や五間廊など重要文化財も多いので、時間があれば見てみましょう。
「本宮」というと4社の中でも中心なのかと思われがちですが、実際には4社は同格ということです。
上社本宮 拝殿には御祈祷者しか中に入れませんので外からご参拝します。
四社の中で一番広く人が多いです。#諏訪大社#御朱印 pic.twitter.com/falj8mmMEs— はなはな (@hana000001) 2018年2月25日
下社秋宮
下社秋宮は、諏訪郡下諏訪町に位置します。
ちょうど下諏訪町の大通りの東側ですね。
秋宮へは少し坂になっていて、その坂の上に社が設けられています。
秋宮にも、神楽殿などの重要文化財が多いので、時間が許せば御朱印だけでなく建造物にも注目です。
また、側には恵比寿社があります。
下社秋宮の御朱印とは別に、恵比寿者でも御朱印を頂くことができますので、御朱印を集めている方は訪れてみると良いかもしれません。
過去御朱印
・諏訪大社下社春宮
長野県諏訪市
信濃國一の宮
諏訪大社の御神紋は、上社・下社ともに梶の葉ですが、根の本数が違います
上社は四本の諏訪梶で、諏訪氏が代々大祝を務めています
下社は五本の明神梶で、大祝は上社との争いに敗れた際に金刺氏から武居氏に変更されています pic.twitter.com/Z9eV9Rl8ZI— がっち (@gatch8960) 2017年12月4日
下社春宮
下社春宮も諏訪郡下諏訪町にあり、秋宮からは近いです。
四社の中では最も北側で、坂の上から諏訪湖を見下ろす形です。
二重桜門造りの拝殿が目を引きますね。
過去御朱印
・諏訪大社下社春宮
長野県諏訪市
信濃國一の宮
諏訪大社の御神紋は、上社・下社ともに梶の葉ですが、根の本数が違います
上社は四本の諏訪梶で、諏訪氏が代々大祝を務めています
下社は五本の明神梶で、大祝は上社との争いに敗れた際に金刺氏から武居氏に変更されています pic.twitter.com/Z9eV9Rl8ZI— がっち (@gatch8960) 2017年12月4日
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4社参り(4社巡り)の順番、おすすめは?
まず、最初に四社を参拝する順番は決まっていません。
どの順番でも、好きな順番で回って問題ありません。
ですが、かなりの距離を移動することを考えると、効率よく動いた方が良いですね。
4社の位置を地図で見ると以下のようになっています。
出典:http://suwataisha.or.jp/annaizu.html
このように諏訪湖の北側に下社の2つ、南側に上社の2つが位置しています。
ですので、諏訪湖の北側から回るか、南側から回るかの2択になりますね。
御朱印巡りであれば、所要時間は1箇所あたり30分程度でしょう。
それに加えて、各宮の間を移動する移動時間がかかります。
四社巡りのお勧めの順番
秋宮と本宮周辺にはお土産屋さんが多いので、帰りにお土産を買って帰りたいという人は秋宮か本宮を一番最後にすると良いでしょう。
四社の中でも前宮は他の三つの宮に比べると本殿もあり、かなり立派な創りとなっていますから、一番見応えがあるかもしれません。
その前宮から徒歩10分くらいで本宮に到着します。
ですので、どちらかというと本宮を最後にする順番がおすすめです。
四社を1日で回る必要は無いので、1日目は下社を、2日目は上社を回るという日程を組んでも良いでしょう。
交通機関、おすすめのアクセスは?
車で回るのが楽
1日で四社を回りたいのであれば、電車やバスではなく、車で回ることをおすすめします。
各宮には、広い駐車場もありますので、駐車場探しで困ることはあまりないと思われます。
自家用車で高速を利用して行くなら、上社の最寄は中央道の諏訪インター、下社の最寄は岡谷インターになります。
タクシーを利用するのも良いですね。
また、茅野駅や上諏訪駅でレンタカーを借りるという方法もあります。
電車(公共交通機関)を利用する
一番早くてオススメなのは車ですが、のんびりと電車で回るのもいいかもしれません。
出典:http://suwataisha.or.jp/annaizu.html
- 上社前宮と上社本宮の最寄り駅は、JR茅野駅、
- 下社春宮と下社秋宮の最寄り駅は、JR下諏訪駅
となっています。
下社側では、
- 下諏訪駅-春宮は、1.2km
- 下諏訪駅-秋宮は、0.8km
- 春宮-秋宮は、1.2km
ですので、歩けない距離ではないです。
歩くのが好きな人は、電車と徒歩で回るのもよいでしょう。
また、タクシーを併用するのも良いですね。
一方、上社側では、
- 茅野駅-本宮は、3.2km
- 茅野駅-前宮は、1.2km
- 本宮-前宮は、1.5km
となっています。
歩くことも可能ですが、少し距離が長いですので、タクシーを併用するのがおすすめです。
また、JR上諏訪駅から上社本宮へは、「かりんちゃんバス」というバスが出ていますので、こちらも利用することもできます。
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受付時間と拝観料について
各宮の拝観料は無料ですが、宝物殿は500円となります。
また、御朱印を頂く場合の初穂料は500円で、時期によっては期間限定の御朱印も頂く事ができます。
各宮では祈祷の受付時間が9時~16時となっています。
ですので、御朱印もその時間内に頂くようにした方が良いでしょう。
実際には、御朱印は17時過ぎまで受け付けている場合もあるそうですが、早めに行動するようこころがけましょう。
4社まいりで貰える限定記念品
四社で御朱印を集めたら、それを最後の宮でお見せすると、限定記念品が頂けます。
この記念品は、
- 木製の四社参拝記念特製のしおり
- 御神供
の2つです。
御神供は、12個入りのそばの落雁で、1つ1つに諏訪大社の御神紋が描かれています。
御朱印巡りがこのようなありがたい形で労われるのは大変貴重で楽しい思い出になるはずです。
諏訪大社にお参りしようと思ったら、時間をかけて是非四社を回ってみてくださいね。
三回目の諏訪大社だったけど、今回 初めて 四社参りの粗品が頂けました🎵 pic.twitter.com/qjzFqCw75l
— owari_hajime (@owari_hajime_i) 2017年10月9日
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御朱印帳の種類と値段
諏訪大社では、以下の3種類の御朱印帳が販売されています。
- 大判の御朱印帳(黒):2000円
- 小さい御朱印帳(朱):1000円
- 小さい御朱印帳(紺):1000円
黒の大判には、金色で諏訪大社の文字が入っています。
2018/02/08
諏訪大社では、最初に訪れた下社秋宮で大判のオリジナル御朱印帳を拝受しました!
最初の4頁は諏訪大社四社専用のスペースとなっています。また、諏訪大社四社まいりで四社全ての御朱印を拝受したので、記念品の特製しおりと御神供のそばらくがんをいただきました・・・! pic.twitter.com/RHJYgbFRaC
— 日向 (@hyugainari) 2018年2月11日
パワースポットとしての諏訪大社
諏訪大社は、信濃国の一宮。
信濃国の中では最も社格が高く、また全国にある諏訪神社の総本社にあたるとても由緒ある神社です。
地域の人には諏訪明神という愛称で親しまれており、五穀豊穣の神、水や風の守護神として崇められています。
御祭神は、
- 建御名方神
- 八坂刀売神
のお二柱となっており、勝負運のご利益を頂けると言われています。
奇祭「御柱祭」
諏訪大社周辺自体が、強いパワースポットですが、注目は御柱です。
4社のそれぞれに4本ずつ、合計16本の御柱が祀られています。
御柱は、モミの木だそうです。
この御柱を取り替える神事が奇祭「御柱祭」で、7年に1回行われています。
この祭は、死者が出るほど激しいものとして有名ですね。
4社巡りの際には、16本の御柱にも注目してみて下さい。
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