日本にはたくさんのパワースポットがありますが、スサノオ神社も忘れてはいけません。

調べてみると、須佐之男命にちなんだ神社は全国にたくさんあることが分かります。

例えば、高崎・名古屋・東京・出雲・奈良などなど。

 

今回は、各地の「スサノオ」に関する神社と、そのご利益などをご紹介していきます。

属性や歴史などのポイントも気になりますよね。

 

高崎にスサノオ神社?ダルマよりも属性が気になる…

高崎といえば、達磨が有名ですが、今回はパワースポットとしてスサノオ神社をご紹介したいと思います。

群馬県高崎市にあるスサノオ神社は869年に日本国内で疫病が蔓延した際に当時の清和天皇の命により、現在の愛知県にある津島神社から神様を招いて祀ったのが由来となっています。

 

鎌倉時代には源の義経公が武運長久を祈願したり、武田や上杉、北条などの武将が崇拝しており、武運長久の神として崇められてきましたが、明治時代に神仏分離が行われたことにより、現在の進雄神社と言う名前になりました。

現在では病気平癒や厄除けの神様で多くの人に崇められているのが特徴です。

 

スサノオ神社も属性が気になるところですね。

パワースポット属性の計算方法、あなたの属性を知ろう!

 

高崎の進雄神社は全国のスサノオ神社と同様、速須佐之男命を祀る神社となっており、古くは多くの節2武運の神として崇められました。

 

関東の中では非常に高いご利益を誇る天王宮で多くの武士に愛されましたが、明治になって神様と仏様を分離することになり、現在では進雄神社と言う名前で厄除けなどにご利益があると多くの人に崇拝されています。

 

その他方位除けや安産、交通安全、合格祈願などにも非常に効果があるとされており、また御神橋や御神馬像もあるため非常にご利益のある神社となっており、特に御神馬はその足を撫でると膝の痛みが治るといったご利益もあると言われていることから、多くの人が訪れる神社であるのが特徴です。

 

名古屋のスサノオ神社(素盞男神社)といえばの商売の神様

名古屋のスサノオ神社は日吉町にある素盞男神社です。

1774年に創建され、昭和8年に現在の日吉町に移設された神社となっています。

 

この神社は主に商売繁盛や家内安全、開運招福などが主なご利益となっており、毎年酉の市なども行われるのが大きな特徴です。そのためお酉さまと呼ばれることもあり、様々な面で商売の神様となっているのが特徴となっています。

 

須佐之男命は日本古来の神様で様々なご利益をもたらすものと崇拝されています。

名古屋ではこの神様の非常に要領の良い様々な苦悩をものともしない力強さから、商売の神様と崇め奉ったことに由来してこの神社が生まれたと考えられます。


高崎の神社の場合には主に武運長久が主なご利益と考えられていましたが、この神社は1774年と建立が遅く、須佐之男命の才覚の1部分のみを祀っているものとなっているのがポイントです。

しかし地元では非常に有名な神社であり、この地域の商売が様々な文化の基本であると言う考え方に基づいて非常に多くの人にご利益を与える神社と崇められており、非常に有名な所となっていることもポイントとなっています。

酉の市は11月から年末にかけて何度も行われ、非常に大きな盛り上がりを見せるものとなっているのが特徴です。

 

東京のスサノオ神社は疫病退散のご利益

東京の南千住も忘れてはいけません!

こちらのスサノオ神社は795年に素盞雄大神、飛鳥大神を祀った神社として建立されました。

もともとはそれぞれの神様のために日本の柱を別々の社殿に収めていましたが、1718年に消失したため、その9年後の1727年瑞光殿を建築し合わせて祀られています。

 

全国のスサノオ神社同様、須佐之男命を祀った神社であり、武運のほか無病息災、疫病退散などに効果があるとされており、また飛鳥大神と一緒に祀られていることから非常にそのご利益の高い神社で有名です。

 

特に飛鳥大神は島根県松江市の美保神社、徳島県阿波市の時代主神社などにも祀られており、日本の創造主としても非常に有名なことから、この2人の神様が祀られているこの神社は、この地域の天王神としても広く信仰されてきた歴史があります。

 

1858年に江戸でコレラが流行したときには多くの参拝者が集まったと言う記録もあり、非常に大きな信仰を集めていたことがわかります。

現在でも疫病のほか様々な災いを回避するご利益があると考えられており、毎年多くの人が参拝する神社となっているのが特徴です。

さらに毎年天王祭が行われ、3年に1度の本祭とその他の年に行われる陰祭で毎年疫病を祓う祭りと地元の人々に愛されているものとなっています。

 

出雲のスサノオ神社はひっそりした佇まい

出雲のスサノオに縁のある神社は全国のスサノオ神社とは異なり、その魂を静かに祀っているのが特徴となっています。

 

そのためその他の地域のスサノオ神社では様々な催し物が開かれたり、拝殿やその他の建築物が非常に数多く建立されていますが、出雲の神社では静かにその魂をお祀りするためか非常にひっそりとした佇まいであるのが特徴です。

 

須佐之男命は古代にヤマタノオロチを退治した英雄と崇められています。

この出雲のスサノオを奉る須佐神社では、須佐之男命の妻である稲田比売命、及びその両親である足摩槌命と手摩槌命が祀られているのも特徴となっています。

 

多くの神話ではヤマタノオロチを倒したのは須佐之男命の手柄となっていますが、実際に日本の古代史では須佐之男命の外稲田比売命や足摩槌命、手摩槌命も協力して4つの神様が力を合わせ退治したと言う記録も残っており、日本の歴史を大きく変えた人物が揃って祀られている場所となっているのも大きな特徴です。

 

全国のスサノオ神社はその勇敢さや人々を守る気持ちを称える非常に勇壮なところが多いのですが、この出雲の須佐神社は静かにその佇まいを見せる場所でもあり、また樹齢1300年と推定される大きな杉がその魂を見守るかのように立っているのも早間であるため、パワースポットとしても知られる場所となっています。

 

奈良にもスサノオ神社がたくさん!?

奈良県にはいくつもの須佐之男命を祀る神社が存在しており、それぞれその名前は異なっても古くから多くの人に崇拝されていることがわかるものとなっているのが特徴です。

非常に勇壮な神話を数々残している須佐之男命にふさわしく、武運の神として奈良地方では古くから多くの武将に奉られてきたことがわかるものとなっています。

 

またこの地域は古くから日本の中心地として栄え、また神話のお膝元でもあることから多くの神様がこの地には存在していたと考えられており、その魂を沈めるためにもいくつもの神社が建立されたと考えられます。

その中には全国各地にその魂を祀るために映されたものが存在しており、様々な地域に現在存在するスサノオ神社の大元はこの様々な奈良地域の神社であると言っても過言ではありません。

 

全国的には津島神社や八雲神社などが有名ですが、その他八坂神社も非常に著名な神社となっており、その崇拝の大きさがうかがえるものとなっているのがポイントです。

そのため、他の地域のように代表的な神社が存在するのではなく、多くの場所で須佐之男命の功績を讃え、またその崇拝心を表明するものとなっているのが大きな特徴であり、様々な面でご利益のある神社が揃っているのがポイントとなっています。