京都の中でも人気スポットである嵐山。
しっかり楽しむためには、あらかじめ時間をしっかりチェックしておくことが大切ですよね。

 

ということで、今回は、

  • 嵐山の竹林の道の営業時間
  • おすすめの時期や時間帯
  • 竹林の道への行き方
  • ライトアップの点灯期間
  • 混雑度とおすすめ駐車場

などについて、まとめています。

これから竹林の道を訪れるならぜひ参考になさってください。

嵐山の竹林の営業時間と休業日!おすすめの時間帯はいつ?

京都を代表する観光名所でもある嵐山の竹林は、旅行関連のCMなどでも多く取り上げられているスポットでもあるので見たことがあるという人も多いのではないでしょうか。

京都嵐山を訪れた際には、ぜひ直接足を運んでみたい竹林です。

 

そんな嵐山の竹林ですが、営業時間は決まっておらず何時でも見学可能です。

休業日なども設けられていないので、旅行で訪れたら好きな時間帯に楽しめる名所として知られています。

健やかに生い茂る竹の間を通り抜ける道は、深い緑に包まれ幻想的な風景に心を揺さぶられるでしょう。

 

所要時間は人それぞれですが、ゆっくり見て回るなら1時間程度でしょう。

1.1kmくらいの距離ですので、混雑具合にもよりますが、通り抜けるだけであれば、15分くらいになります。さっと短時間で切り上げることも可能なので、近くまで行ったならぜひ足を運んでみてください。

 

1年を通して多くの観光客が足を運ぶ嵐山の竹林ですが、おすすめの時間帯は早朝や夕暮れの期間です。

日中は観光客が多く上を見上げれば竹林が楽しめるものの、前後に人が多く写真を撮っても人が移り込んでしまいやすいです。

あまり人がいない早朝は竹林の絶景を楽しめ、朝の空気を存分に味わえます。

夕暮れ時には豊かな緑の竹林と沈んでいく夕日のコントラストを楽しめるのでおすすめです。

早朝や夕暮れは貴重ですが、季節によって時間帯が異なるので観光で訪れる時期の日没などを調べてから訪れるといいでしょう。

また、季節によっては嵐山の竹林がきれいにライトアップされているときもあります。

嵐山の竹林の場所への行き方!電車・徒歩・バスで

魅力的な嵐山の竹林への行き方は豊富な種類があり、電車やバス、車でも利用できます。

 

楽天旅ノートには、竹林の道の周辺地図やアクセス(ルート検索)など情報がまとまっていて使いやすいです。

周辺mapとアクセスはこちら(楽天たびノート)

 

まず電車+徒歩で行く場合、京福電鉄嵐山本線の嵐山駅で下車した後徒歩で約5分です。

または、嵯峨野観光鉄道嵯峨野観光線トロッコ嵐山駅から徒歩約3分。こちらの沿線でアクセスするのが駅から近いです。

他にもJR嵯峨野線嵯峨嵐山駅から徒歩約9分、阪急嵐山線嵐山駅から約10分とJRや阪急を利用してもアクセス可能。

 

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そしてバスで行く場合、京都市営バス野々宮、京都バス野々宮で降りるとすぐに竹林の小径にアクセスできます。

 

また、歩く時間を少なくしたい人は車でのアクセスがおすすめです。車を利用する場合は、名神高速道路の京都南ICで降りて国道1号を経由しながら車で約40分ほどで竹林の小径周辺に到着します。

嵐山周辺は有名な観光スポットであり観光客が多く訪れることから駐車場もいくつかあるので、どのアクセス方法でもアクセスしやすいと言えます。竹林の場所周辺の観光もしながら楽しみましょう。

嵐山周辺には、竹林の小径以外に有名な渡月橋やお土産屋さん、おしゃれなカフェなども多数軒を連ねているので、どの駅や沿線を利用しても嵐山観光を楽しみながら竹林まで向かえるでしょう。

嵐山周辺を観光する意味でも電車で訪れるとより楽しめるはずです。

竹林ライトアップの点灯期間と時間帯はいつ?空いてる時期を狙うなら

毎年多くの観光客が訪れている嵐山の竹林ですが、特に人でにぎわうのがライトアップされる時期です。

嵐山の竹林は毎年本格的な冬が訪れるシーズン前にライトアップされており、京都・花灯路のひとつとして竹林もきれいに点灯されます。

竹林のライトアップも楽しめるだけでなく、嵐山のほかの観光名所でもさまざまな工夫がされており普段と違った幻想的な姿が楽しめるのでおすすめです。

 

そんなライトアップは17時から20時半の時間帯と長めに設定されており、天候に関係なく点灯されます。

ただし、点灯期間は例年10日間ほどとかなり短いので混雑するのも事実。

少しでも人が少ない時間帯にライトアップを楽しみたいのであれば、竹林が点灯される17時になったすぐの時間帯か、ライトアップが終了する20時半少し前に訪れると人が少なくなっています。

 

普段の竹林ももちろんきれいで幻想的なのですが、ライトアップされる竹林は情緒ある竹林をより楽しめます。

きれいに点灯された竹林の小径は歩いているだけで雰囲気を楽しめるので、友達や家族と訪れるだけでなくデートスポットとしてもおすすめ。

普段とは違った妖艶な雰囲気の中を恋人と歩けば、二人の仲がより深まるかもしれません。

嵐山の駐車場は混雑がやばい!?平日や土日のおすすめ

全国や海外からも多くの観光客が訪れる嵐山なので、もちろん車で現地まで訪れる人も多いです。

観光客が多いことを予想して、事前に駐車場をリサーチしてから旅行に出かけることをおすすめします。

 

嵐山で大きな駐車場として知られているのが京都市嵐山観光駐車場です。

料金は普通車1000円、バイク400円。ただし利用時間が8時から17時までとなっており、多くの人が利用できるように最長3時間の駐車となっているので注意しましょう。

大型の駐車場で駐車台数も多い駐車場ですが、観光シーズンの土日には混雑をきわめて駐車できないかもしれません。

また、紅葉やお花見のシーズン、竹林の小径がライトアップされている時期などには平日でも混雑する恐れがあります。

 

他の駐車場として、阪急嵐山駅にある阪急嵐山駐車場では70台駐車可能で、こちらは1日駐車利用時間の制限なく1000円で駐車できるのでおすすめ。

竹林の小径までは少し歩かなければいけませんが、嵐山周辺の観光もする予定であれば問題ありません。

 

他にも、フルーツパーク阪急嵐山駅ブーブーパーク阪急嵐山駅西など、竹林の小径から少し離れた場所にいくつも駐車場があるので、時間に余裕を持って出かければ駐車場に困ることはないでしょう。

 

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嵐山の竹林の道の歴史!昔は広大な竹藪だった!?

京都でも有名な観光スポットとして知られている嵐山の竹林。

CMで流れたり観光スポットを雑誌で紹介されているほか、絶好の撮影スポットで映画やドラマでも使用されたこともあるほど。

そんな嵐山は、平安時代から桜や紅葉の名所として多くの人が訪れる場所でした。

今からずっと昔からも多くの人に愛されてきた土地であり、和歌にも嵐山がたくさん登場して詠まれています。

 

そんな嵐山の竹林の道も平安時代から多くの人々の心を魅了し愛されてきた歴史を持っています。

昔の人々も竹林を通りながらいろいろな思いをはせていたと思うと、より感慨深い場所になるはず。

竹林の小径周辺にも、小倉百人一首を刻んだ文学碑が至る所に建てられていて、それらを巡る観光も人気を集めています。

 

実は、嵐山の竹林のある一帯は、かつては広大な竹藪があったとされています。

それが今はきれいに伐採されて整備されて竹林の小径ができました。

 

しかし、こうしてきれいに整備されるようになる前には伐採に反対もあったようです。

現在嵐山の有名な観光スポットとして残されている竹林の小径は、さまざまな葛藤がありながらできた観光スポットということになり、より大切に残していきたくなるものです。