水に囲まれた美しい風景が独特な厳島神社ですが、実は水が引いた干潮時でも充分に楽しむことができます。
というのも、干潮時には大鳥居まで歩くことができるのです。
訪れた日付や時間帯によっては神社の周辺から水が引き、いつもは水中にあるはずの光景が露出している景色が見られるでしょう。
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靴はどうする?
厳島神社の干潮時には、潮が引いた地面に降りることができます。
つい先ほどまで水に濡れていた場所として、土は多分に水分を含んでいます。
くぼみがある場所にはまだ水が残っていたり、泥水が流れている可能性も高いため、土の上に降りて歩く場合には履く靴に注意して下さい。
泥の中を歩くことを前提にして、汚れてもいい靴や、簡単に泥が落ちる靴などが最適です。
旅行用の綺麗な靴とは別に、履き古したスニーカーなどを持って行くのもいいでしょう。
土の上を歩いていくと、やがて大鳥居に到着します。
満潮時には水中に立つ大鳥居の姿は、間近で見ると圧巻です。この大鳥居は実際に近寄り、触れてみることもできます。汚したり傷をつけたりしないように、注意することが大切です。
いつもは水中に立つ大鳥居には、貝などがついていることもあります。
また、経年によって現れた隙間にはお賽銭感覚でコインが差し込まれています。
濡れた地面の上に立つ大鳥居の圧巻の姿は、厳島神社観光でぜひ見てみたいポイントです。
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歩く方法は時間帯がポイント
しかし残念ながら場合によっては、潮が引いていても地面を歩くことはできない可能性もあります。
一口に干潮と言ってもすべての潮が引くまでにはそれなりの時間がかかり、人が歩いて行ける程度にまで干潮となるには待たなければなりません。
ツアーでの観光や、他の同行者と併せての訪問の場合、時間帯によっては歩けるまでには潮が引かず、残念ながらその景色を見るだけで済ませなければいけないという例も考えられます。
事前に干潮時間や満潮時間を調べておくと良いですね。
巨大な鳥居の姿も、厳島神社も、日本の歴史が守って来た大切な遺産です。
簡単に触れることができるからといって、観光の際には傷つけないように、観光客全員で注意していきましょう。
潮の満ち引きによって異なる姿を見せる厳島神社ですが、その姿はいつ見ても美しいものです。潮の満ち引きによる姿の変化を楽しみつつ、この地に神社が建てられた経緯や歴史を満喫してみてください。
干潮も満潮も両方見てみたいという場合には、滞在する時間帯を吟味することによって両方を見ることもできます。
この場合は満潮などが出現するまでの時間を待つことになるため、あらかじめ日程に余裕を持って訪れることをおすすめします。
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