世界遺産にも登録されている熊野古道
「熊野本宮大社」、「熊野速玉大社」、「熊野那智大社」へと通じる表参道の総称が「熊野古道」です。
熊野古道は、「熊野参詣道」とも呼ばれ、非常に長い道となっています。
三重県、奈良県、和歌山県、大阪府に跨がっており、全てを一度に歩き切るのは非常に困難。
そもそも熊野古道は
- 紀伊路
- 小辺路
- 中辺路
- 大辺路
- 伊勢路
と五つの道を指す名称であり、それぞれが数十キロから百キロ以上の非常に長い道なのです。
特に伊勢路は長く、約160キロもあります。
そのため、熊野古道を散策する場合は最初からコースをきめていった方が良いです。
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女性や初心者でも安心の日帰りコース
まず、ご紹介するのは、「発心門王子」から「熊野本宮大社」にかけてのコースです。
これは、初めて熊野古道を歩く人や、足腰にそこまでの自信がない女性にもおすすめのコースです。
このコースは約7キロと、熊野古道のウォーキングコースとしては比較的短いです。
また、ゆるやかな下りであるため、ウォーキング初心者にもおすすめです。
所要時間も3時間から4時間程度なので、日帰り旅行にもぴったりです。
このコースで日帰り旅行を楽しむ場合、一つ気をつけたいのは車のことです。
発心門王子付近には、車を駐車できる場所がありません。
そのため下調べもなしに、自家用車やレンタカーで発心門王子まで行くと、駐車スペースを探すところから始めなければならない、なんてこともあり得ます。
車で「発心門王子」から「熊野本宮大社」のコースを利用する場合は、熊野本宮大社前の「世界遺産熊野本宮館」や「河川敷駐車場」に車を駐車すると良いでしょう。
なお、その場合は発心門王子まで距離があるので、車を止めた後はバスを利用して発心門王子まで向かう必要があります。
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アップダウンを楽しみたいなら
初心者とは言え、多少は歯ごたえのあるコースを楽しみたい。
そんな方には「大日越」がおすすめです。
大日越は、熊野本宮大社から湯の峰温泉にかけてのコースで、山越えになるため達成感があります。
アップダウンはありますが長いコースではないので、所要時間は2時間程度で考えておけば良いでしょう。
急な階段や上り坂があるため、靴は脚に負担がかからないものを選ぶことをおすすめします。
バスで行く場合は最寄り駅で降りれば良いだけですが、
車の場合は、ゴール地点の「湯の峰温泉」の有料駐車場や、「世界遺産熊野本宮館」、「河川敷駐車場」などに車を停めて、バスでスタート地点に移動すると良いでしょう。
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