美しい古宇利島
古宇利島は、沖縄本島北部にある小さな島です。
島の特徴の１つは、エメラルドグリーンの美しい海で、沖縄の人も褒め称えるほどです。
2005年には、古宇利島と屋我地島をつなぐ古宇利大橋が開通しました。
古宇利大橋を車で渡ると、左右を透明度の高い海に挟まれ、非常に美しい光景を目にすることができます。
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古宇利島の言い伝え
古宇利島は、別名恋島。
とてもロマンチックな別名を持つ古宇利島には、沖縄版アダムとイブとも言える言い伝えが残されています。
それは、ある日天から降ってきた二人の裸の男女が古宇利島に降り立ち、毎日天から降ってくる餅を食べながら幸せに暮らしていたと言うものです。
とは言え、沖縄版アダムとイブなのでもちろんそれで終わりというわけではありません。
最初は天から降ってくる餅に何の疑問も抱かなかった二人ですが、ある時この餅が本当に無限であるか、ある日突然餅が降ってこなくなったらどうなってしまうのか、と考えるようになります。
その日から二人は餅を蓄えるようになりましたが、どういうわけかそこから餅は降ってこなくなりました。
生命線だった餅が失われたことで、二人は浜で魚や貝をとって暮らし、生きることの大変さを知ります。
そうして暮らしていた男女は、ある日ジュゴンの交尾を見て性差を意識し、裸を恥じて身体を蒲の葉で隠すようになります。
そして、どうしたら子供ができるのかを理解した二人の子孫が琉球人の祖になった、と言う言い伝えです。
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古宇利島のハートロック
古宇利島の北側に位置するのが、ティーヌ浜です。
ティーヌ浜はその景観の美しさもさることながら、ハート型の岩（ハートロック）を目当てに訪れる観光客が多いです。
ハートロックへの行き方ですが、古宇利一週線の北側まで出ることができればそれほど難しくはありません。
ハートロックの場所を示す看板が出ているので、その指示に従い農道を海に向かって下るだけです。
車で行く場合は駐車スペースを探す必要があります。
ハートロックの近くに有料駐車場がありますので、そこを利用すると良いでしょう。
この駐車場は入口などに人が居るわけではないので、奥の売店で料金を支払う必要があります。
料金は1時間300円、1日駐車する場合は500円になります。
車を駐車したら、ティーヌ浜まではもう少しです。
浜まで続く道があるので、ひたすら歩きます。
暫く歩くと波の音が聞こえてくるので、あとは草むらの道に入って浜まで出れば、ハートロックです。
ハートロックは人の身体よりも大きな岩なので、浜まで出ればすぐに分かるでしょう。
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