厳島神社といえば、海に浮かんだように見える大鳥居が印象的です。
- あの大鳥居を間近で見てみたい!
- くぐってみたい!
という気持ちになるのは私だけではないでしょう。
ということで、大鳥居のくぐり方、近づく方法についてご紹介しましょう。
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干潮時には徒歩で
干潮時には大鳥居まで歩いていくことが可能です。
もちろん潮の引き具合には日々ある程度の差がありますから、同じ干潮とは言ってもその時々によってどこまで歩いていけるかは差があります。
場合によってはほとんど真下まで行けることもありますし、かなり離れたところまでしか行けない場合もあります。
なお、干潮の時刻はあらかじめ調べていくことも可能です。
⇒厳島神社の干潮時間と満潮時間を季節(月)ごとに調べてみた
ただ、それに合わせて観光する場合には、帰りの船の出発時刻には注意したほうがよいでしょう。
また、歩いていくなら靴など履物も注意しておいた方が良いかもしれません。
⇒厳島神社の干潮時に大鳥居を歩く方法、靴はどうする?
満潮時には小型の船で
大鳥居を間近に見る方法ですが、必ずしもそこまで歩いていく方法だけには限りません。
逆に満潮時に船で接近する方法もあるからです。
実際、神社近くの船着き場からは、観光客向けに小型の船に乗って鳥居まで接近する船を出している船頭さんもいます。
とくに満潮時には接近するだけではなく鳥居の間をくぐることもできます。
また、このような小型の船だけではなく、本州と宮島を結ぶ船の中には、大鳥居の近くまで回り道をしてくれる便もあります。
ただしこのような連絡船はかなり大型の船ですから、潮の具合によっては近づける距離に限界がありますし、たとえ満潮であっても鳥居の下をくぐるようなことはできません。
満潮・干潮のどちらに訪れるか迷っているなら
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接近したら文字を見てみよう!
接近するとわかることですが、大鳥居の扁額には文字が刻まれています。
裏側つまり神社側には伊都岐島神社と、そして表側つまり沖側には嚴嶋神社と書かれているのです。
なお、どちらも楷書体ではなくある程度の崩し文字になっていますので、例えば伊都岐島神社の文字のうち、都や岐の字は慣れない人はなかなか読み取りにくいかもしれません。
でも、この字を見ると、これはどうみても厳島神社と書かれているのだなと誰でもすぐにピンとわかるでしょう。
ただ、使われている漢字が今の書き方「厳島」とは両方ともに異なります。
これは、昔はこのように書かれていたということです。
つまり、古来は伊都岐島神社と書かれていたようです。
読み方も、「いつくしま」神社ではなく、その通り「いつきしま」神社であったようです。
それが、いつの頃からか嚴嶋神社と書かれるようになりました。
一説にはあの平清盛であったとも言われています。
そして、近代になって厳島神社と書かれるようになり、それが今に至っています。
また、接近したら、大鳥居の構造にも注目してみて下さいね。
⇒厳島神社の大鳥居の構造(高さ・重さ)、腐食して倒れないの?
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