奥日光の名所である戦場ヶ原。
夏や紅葉の時期には、美しい自然を見せてくれます。
そんな戦場ヶ原のハイキングで知っておきたいポイントをまとめました!
- ハイキングの服装はどうすればいい?
- おすすめハイキングコースは?
- どれくらい混雑する?
- ハイキングの見どころ
などなど。
これから戦場ヶ原に行く場合、ぜひチェックしてみてください。
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戦場ヶ原ハイキングに適した服装とは?
ハイキングコースは木道になっていて歩きやすいので、登山の様に重装備をする必要はないでしょう。
とはいっても、山の中なので普段着で行くのはNGです。
動きやすい服装を心掛け、怪我や虫に刺されることもありますので長袖長ズボンが基本です。
また、山の天気は変わりやすいので、雨具は必須です。
傘ではなく、両手を空けられるカッパを持っていきましょう。
山間部は気温が低い!
何しろ戦場ヶ原付近は標高が1,500mくらいの所ですから、首都圏に比べると5~6℃低いという感じで思っていた方が良いです。
そして、戦場ヶ原では朝晩とても冷え込みます。
首都圏では温かくても、必ずジャンパー、パーカー、コートなどの簡単に脱いだり着たり出来る上着を余分に持っていくようにしてください。
そしていくら道が整備されていて、アップダウンが少ないと言っても、ハイヒールのような靴は避けて、歩きやすい運動靴を着用してください。
また山の天候は変わりやすいので、手袋やマフラー、帽子、ショールなども持っていると、万が一の時に安心できます。
天気予報をチェックして季節に応じた服装を!
ハイキングの日程が決まったら、必ず天気予報をチェックして、その日の気温や降水確率を見ておくことをオススメします。
例えば、以下のサイトが参考になります。
24時間天気や、週間天気をチェックできます。
また、服装についての簡単なアドバイスもあるので、参考になると思いますよ。
夏の気候
夏は首都圏に比べて、とても涼しいので、都会の蒸し暑さから逃れるにはピッタリ快適です。
ですが、朝晩は冷え込むことがあるので、注意しましょう。
東京で暑くても、戦場ヶ原では肌寒いこともありますので上着を忘れずに。
秋の気候
10月になると気温が一気に下がり、13℃程度にまでなります。
さらに、11月には10℃以下にまで、冷え込みます。
この時期には、紅葉を目当てに訪れることが多くなると思いますが、朝晩はかなり冷え込むと覚悟しておいた方が良いです。
脱いだり着たりして温度を調整できる服装を心がけましょう。
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おすすめハイキングコースコースマップと所要時間
おすすめのハイキングコースは、
- 湯元温泉→湯の湖→湯滝→小滝→小田代橋→青木橋→戦場ヶ原→赤沼→竜頭の滝(茶屋)
です。
ハイキングコースマップは、こちらが参考になります。
→http://www.yutaki.com/hikingmap.html
このコースでは、道が整備されていますので、雨の後でも比較的歩きやすいです。
また、距離もそこまで長くなく、アップダウンも緩やかなので安心ですよ。
ですが、時間が無いとか体力に自信がないという人は赤沼から湯滝を見て帰ってくるというコースも良いでしょう。
所要時間
所要時間は個人差がありますが、大体2時間~2時間半を見ておくと良いでしょう。
しかし、せっかく自然溢れる中でのハイキングを楽しむのですから、のんびりと歩いた方が得策です。
日常のセカセカした心をリフレッシュするためにも、美味しい空気をいっぱい吸って、のんびり風景を楽しみながら歩いてみてください。
注意点はトイレが少ないこと
戦場ヶ原はトイレが少ないので、事前に地図でトイレの場所を確認して、早めに用を足すようにしておいてください。
特に湯滝と赤沼との間にトイレがないことに注意してください。
また、飲み物や食べ物を購入できるお店もないので、事前にどこかで調達しておくことも忘れずに。
もちろん、ゴミはもってかえるようにしましょう。
紅葉など、見ごろの時期は?
奥日光にある戦場ヶ原と言えば、思いっきり紅葉を楽しみたいと思う方も多いのではないでしょうか?
戦場ヶ原の紅葉の見ごろは毎年10月上旬から中旬頃です。
この時期には、自然の中をハイキングしながら紅葉を楽しむ事ができます。
初夏もおすすめ!ぜひ朝の時間帯に
首都圏に比べて気温が低いので、夏にハイキングするのも快適でオススメです。
特に、朝の時間帯は気温が15℃以下で、都会の暑さとは別世界です。
また、朝であれば混雑も少なく、駐車場も空いているというメリットもあります。
毎年7月頃には、黄色いニッコウキスゲを見ようと、多くの方が訪れることでも有名ですね。
戦場ヶ原へのアクセス
車でいくルート
車を利用する場合のルートは、
・東北自動車道
↓
・日光宇都宮道路(清滝IC)
↓
・国道120号でイロハ坂へ
所要時間は、首都圏からだと2時間程度になります。
電車とバスでいくルート
首都圏から行く場合を考えると、
・新宿駅
↓
・特急スペーシアで東武日光駅
↓
・東武バス(光徳温泉経由湯元温泉行き)で三本松のバス停
バスの所要時間は、1時間30分程度ですね。
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戦場ヶ原の混雑具合と、駐車場の事情
日光は人気の観光名所であり、特に紅葉の時期は大変混雑します。
戦場ヶ原も例外ではありませんから、とにかく早め早めの行動が大切です。
紅葉を楽しむために、多くの人が日の出前から奥日光を目指しています。
いろは坂や中禅寺湖の周辺は、土日だけでなく平日も渋滞しやすいポイントです。
混雑のピーク時期には、戦場ヶ原近くの県営駐車場が午前7時で満車になってしまうほどです。
ですから、出来るだけ混雑を避けて紅葉の中のハイキングを楽しみたいのであれば、日の出前から奥日光を歩くくらいの心持ちでいた方が良いです。
日の出前の暗い中を歩くのは何だか怖いと思うかもしれませんが、多くの人が歩いていますから、それほど怖いと感じませんよ。
またそういう一風変わった経験が何よりも旅の思い出になるものです。
早めに戦場ヶ原に到着して、後はのんびりハイキングを楽しんでくださいね。
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パワースポット戦場ヶ原の伝説と見どころ!
「戦場ヶ原」の名前の由来になった神戦伝説とは?
戦場ヶ原に伝わる神戦伝説では、男体山にいる神様「大蛇」と、赤木山にいる神様「ムカデ」が戦ったそうです。
その戦いの理由は、男体山と赤木山の間の中禅寺湖の奪い合い。
男体山の「大蛇」が使わした弓兵が、赤木山の「ムカデ」の目を射抜いたことで、戦いは男体山の勝利に終わったと伝えられています。
また日光全体が強力なパワースポットと言われていますが、もちろん戦場ヶ原周辺にも強いパワーがあります。
戦場ヶ原の湿原だけでなく、滝や高山植物など、ぜひ自然の力を感じながら、ハイキングしてみましょう。
戦場ヶ原ハイキングの見どころ
湯ノ湖
山で囲まれ、神秘的な雰囲気を味わえる湖。
周囲には、広葉樹・針葉樹の原生林が広がり、特に紅葉の時期(9月下旬~10月中旬)には、美しい葉の色づきを堪能することができます。
また、マス釣りでも有名ですね。
湯滝
華厳の滝、竜頭の滝とともに、奥日光三名瀑の1つに数えられる見事な滝です。
湯ノ湖から流れ落ちる50mの落差は、迫力があります。
観爆台があり、滝壺の近くまで下りられますので、ぜひとも近づいて水のパワーを感じたいところです。
なお「湯滝」といっても、流れているのは水です。
小滝
小滝は、その名の通り、落差は5mと小さい滝です。
湯滝や竜頭の滝などの大きい滝に注目が集まりがちですが、小滝は奥日光の隠れた名所として知られています。
流れる水の白さが美しく、つい見惚れてしまう人も多いのです。
湯川
湯滝を始点とし、竜頭の滝を終点とする、全長12キロほどの滝。
周囲には高山植物などの豊かな自然が広がり、様々な美しい表情をみせてくれます。
紅葉の季節は言うまでもありません。
竜頭の滝
全長210メートルという大きな滝。
落差は大きくありませんが、階段状の岩場を豪快に水が流れます。
滝壺付近では、斜面が2つに分岐しており、竜の頭に似ているため、この名前が付いたそう。
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