東京の大田区にある羽田神社。

特に航空安全のイメージが強いかもしれません。

 

今回は、そんな羽田神社について

  • ご利益
  • お守りの種類や値段
  • 御朱印の種類や受付時間・場所

などについて、見ていきましょう。

羽田神社のご利益は?航空安全以外の属性も

羽田神社は東京の大田区にある神社で、有名な羽田空港がある地域も氏子の地域に入っていた関係で航空安全のご利益を求めて現在も航空関係者が多く参拝する事で有名です。

 

ちなみに、航空安全が言われる様になったのは結構近代になってからであり、クラシックな信仰としては縁結びのご利益であったり、病気平癒勝負事祈願で多くの人々に慕われてきたという歴史があります。


ご利益の由来は、羽田神社で祭られている御祭神にあり、羽田神社では「須佐之男命(すさのおのみこと)」と「稲田姫命(いなだひめのみこと)」という夫婦の二柱を祭っており、そこに端を発します。

その内の須佐之男命の方は武芸関連で強い神様として知られており、その結果「病気も含めた勝負に勝つ」であったり、「夫婦の神様にあやかって良縁を期待したい」という様な意味合いが付く事となって信仰が形作られていく事となりました。(※病気平癒に関しては、将軍家定が疱瘡治癒祈願で訪れて良い結果が出たという逸話も関係しています。)

 

属性も気になるところですよね。

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パワースポットを訪れる際には自分の属性にも気を付けるといいと言われています。

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ちなみに、「羽田神社」は規模が相当に大きい神社であり、敷地内には増田稲荷神社に羽田稲荷神社、八雲神社の碑等、他の神社関連の施設や富士山に憧れた人達が作り上げた大田区の重要文化財である羽田富士もあったりします。


何れも一見の価値がある施設ばかりなので時間があるのであれば、そっちも回ってみると有意義な時間を過ごせる事もポイントです。

羽田神社のお守り!効果の種類と値段

羽田神社のお守りといえば、航空安全のご利益のあるお守りが挙げられます。

これには、青と赤の2種類があります。

値段はどっちも700円であり、空港関係で働く人等が効果を期待して購入する事が多いとの事です。

ちなみに、この700円のタイプの方は、一般的な神社で配布される様な袋の中に御札が入った形式の物です。

 

旅行関係でご利益が欲しいという人向けには航空安全旅行安全守という、小さな飛行機のストラップが付いたタイプもあります。

こっちは600円で飛行機についた組紐が赤のタイプと青のタイプがあり、飛行機に関しても日の丸が付いてるタイプと無印の物が選べる事もポイントです。


お守りの種類は他にもあり、航空安全の他に商売繁盛等も含めて大きいご利益が欲しい人向けという事で、特大守護に指定されているものもあります。

これは値段が5000円で通常のお守りよりもずっと高いですが、空港の近場等で例えば関連する飲食店等を開いている人等が、景気づけという事で購入していく事も少なくないという話です。

 

後は肌守という事で、一般的なお守りが色違いで700円で、ミニ守護という小さなお守りが300円で売られている事も押えておきたいポイントと言えます。

他には子宝と健脚関係が各700円と、勝負関連の勝守500円と必勝守700円、恋守500円に縁結守護700円、金守500円があります。

これ以外にも学業関連や開運、交通安全等も揃っていて大概の値段は700円です。

羽田神社の御朱印&御朱印帳の種類と受付時間!限定品もいただきたい

羽田神社の通常の御朱印は「羽田神社」と「羽田富士」の計2種類あります。

もらえる場所は神社の社務所になります。

受付時間は神社が年末年始等特別な事情が無い限りは9時~17時までと覚えておけば齟齬はありません。

値段は初穂料という事で各300円です。


御朱印帳の方は羽田空港関連らしく御神輿と飛行機のデザインの御朱印帳になっています。

御朱印帳の値段は1000円となっています。

値段をさらにもう500円上乗せすると、特製のしおりをもらえる事も押えておきたいポイントと言えます。

 

ちなみに限定版の御朱印もあり、値段に特に変更はありませんがデザインが一部変更になっていて、祭礼期間や夏詣等でそれぞれ違ったタイプがありますので、コンプリートを目指して何度か通ってみるのも悪くありません。

これは御朱印帳の方も同様で、通常版が昼間に飛行機と御神輿がコラボしているデザインなのに対し、限定版の御朱印帳方は夜や朝日の中で両者がコラボしているタイプになっています。


他にも羽田神社の修復事業に一口3万円で寄付をした人のみがもらえる非売品タイプ等もありますが、コロナウイルス関連の影響もあり、通常の参拝者が入手出来る可能性がある限定御朱印帳は、送料手数料込みで3500円との事です。

ちなみに、しおりも当然入っていますので、この場合には500円の上乗せの必要はありません。

羽田神社の例大祭!長いパレードも必見

羽田神社の例大祭は合計で2回あり、1回目は4月18日で、2回目は7月の終わりにある夏季例大祭です。

ちなみに、夏季例大祭の正式名称は「夏季臨時例大祭」です。

規模は夏季例大祭の方が大きく、知名度も高いです。

神輿の担ぎ手だけで3000人という大規模な物になり、見物人も3万人は集まる周辺屈指のイベントです。
神輿の担ぎ方もとても特徴的で、波に揺れる船を模して左右に揺らしながら進む「ヨコタ」という担ぎ方をする事も押えておきたいポイントです。

関連するパレードは全工程3時間にも及ぶ長いものであり、羽田空港関係者という事で全日空や日本航空関連の社員も参加する事で知られています。


2019年度に至っては、天皇陛下即位を記念して約30年ぶりに鳳輦渡御(ほうれんとぎょ)を実施する等、多くの話題となる出来事もありました。

ですが、2020年は残念ながら昨今のコロナ禍の影響も受けて開催も検討されたのでしたが、最終的に中止せざるを得ませんでした。お祭りや神輿等の性質上、3密の回避条件をクリアする事が難しかった事が原因でした。

羽田神社へのアクセス!無料駐車場は競争率が高めか?

羽田神社への行き方ですが、京急線の大鳥居駅で下車して徒歩5分というのが1つ目の方法です。

駅周辺の屈指の観光スポットですので、駅に着いたならば東口へ向かい、周辺にある観光案内や看板を頼りに進んで行けば迷う心配は皆無と言えます。

ちなみに西口に降りてしまったとしても、誤差3分程度で済む範囲ですので、問題無く到着出来ます。


大鳥居駅以外から行く事も可能で、穴守稲荷駅出口からなら徒歩11分程度、大師橋駅出口からなら徒歩14分程度となります。

ただ、大鳥居駅以外のルートになると多少の慣れが必要かもしれません。

分かりやすいルートとしては最初は大鳥居駅に降りつつ、羽田神社へ行って帰り等に他の駅への道を時間があったら確認してみて、2回目以降は他を使ってみるという事をお勧めします。

ただ、仮に後者2つで行くにしても、決して難度が高いというわけではありません。

 

無料の駐車場もあり、10台ほどは止められますが時期が大晦日等だった場合は競争率がかなり高くなってしまう事も押えておきたいポイントです。

 

バスの利用を考えるのであれば、京急バスが出ていますので、蒲田-六郷橋-羽田車庫の物を探して、大師橋下で降りる様にして下さい。