厄除けと言えば川崎大師が有名ですよね。
なぜ川崎大師が人気なのかというと、ズバリ、護摩祈祷してもらえるからでしょう。
また首都圏からのアクセスが良く、またCMもよく流れていて有名だからという理由もあるかもしれません。
ですが、何より厄除けのご利益が高いという事は外せません。
ここでは、川崎大師厄除けの
- 効果・ご利益
- 受付時間・所要時間(待ち時間)
- 値段(料金)
- 服装のポイント
- 混雑具合
などをまとめてみました。
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効果・ご利益がすごい!
川崎大師では毎日護摩祈祷(お護摩)をしてくれます。
お護摩ってなに?
川崎大師の厄除けは、「お護摩のご修行」というみたいです。
お護摩とは、梵語でホーマ(homa)といい、〈焚く〉〈焼く〉などの意味をもつことばで、仏の智慧の火を以て煩悩(苦の根元)を焼きつくすことを表します。(出典:川崎大師ホームページ)
とのことです。
このお護摩の御修行では、導師が炉の中で護摩木を焚いて、ご本尊である弘法大師のご供養をします。
弘法大師はその昔、日本全国を回って、あらゆる奇跡で人を癒したという逸話があるとても徳の高い方ですよね。
その弘法大師ゆかりのお護摩の炎によって、あらゆる煩悩や厄災を焼き払ってくれます。
「厄」とは、厄年などというように、体の調子が悪く病気しやすい期間という意味でもあります。
川崎大師で厄除けをしてもらうことで、健康長寿・病気平癒のご利益があるということですね。
お護摩札をいただいてお願いごとを!
川崎大師の厄除けでは、祈願料をお支払いして「お護摩札」という木札又は懐中紙札をいただきます。
そして、このお護摩札を頂くこと、厄除けはもちろんのこと
- 家内安全
- 商売繁盛
- 心願成就
- 学業成就
- 就職成就
- 交通安全
- 身上安全
- 禁酒・禁煙
などなど、民衆のあらゆる希望を叶えてくれるお寺として人気があるのです。
ただ、1つのお護摩札につき願意(お願い事)は1つまで、という制限があります。
欲張ってあれもこれもとお願いせずに、1つにしないといけませんね。
厄除けの受付時間と申込方法
これほど高いご利益があるからには受付時間通りにお願いしなければならないと思いがちですが、実は受付時間というものは存在していません。
当日、大本堂向かって右側にある護摩祈祷受付所に直接申し込んで、案内に従って本堂に入り、祈祷をしてもらってください。
参拝した後にお護摩札をもらえます。
もし遠方で来られないという人は、祈祷されたお護摩札を郵送してもらえますから、直接電話で問い合わせてみてください。
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参拝時期はいつがいい?
一般的には、元旦から節分までの間に厄払いを受けるのがよい、と言われています。
この時期に厄除けすることで、健康で安全に一年を過ごそうという意味があります。
特に、
- お正月の三が日
- 節分の日
は混みあいますよ。
ただし、基本的には1年中厄除けを受けることができるので、都合のつくときに行けば良いでしょう。
お護摩時間表をチェックしておく
本堂で護摩祈祷してもらう場合は、川崎大師の公式サイトにはお護摩時間表がアップしてあるので、そちらでチェックしてから護摩祈祷をお願いするようにしましょう。
正月三ヶ日は午前0時から行われていますから、初詣をかねて参拝してみるのも良いでしょう。
混雑を避けたいのであれば、節分までの間に初詣に行って、その年の厄除けをしてもらう事をおすすめします。
所要時間や待ち時間は?意外にあっさり
厄除けの流れと所要時間を確認しておきましょう。
受付を済ませた後、本堂に並んで座ります。
混雑している時期には、かなり多くの人が詰めて座ることになりますよ。
その後、導師(お坊さん)が出てきて、念仏を唱えながら火が炊かれます。
私たちは、合唱して「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」を唱えます。
その後は、ご本尊をお参りして終了です。
ここまでの所要時間は、30分程度になります。
ただし、その後にお護摩札受取所でお札をいただくために少し並びます。
混み具合によって待ち時間は変わるかもしれませんが、20~30分くらい掛かかると思います。
といことで、全部合わせても所要時間は1時間程度で、あっさりと終わる印象です。
ですが、混んでいる時期には人混みにあてられて、結構疲れます・・・。
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厄除け祈祷の値段(お護摩札の料金)はどれくらい?
祈祷の値段が気になる所ですが、
- お護摩:5,000円、7,000円、1万円
- 大護摩:2万円、
- 特別大護摩:3万円以上
となっています。
値段によってお護摩札の大きさが違ってきますが、別に値段によってご利益に違いがあるわけではないので、自分の気持ちでお納めするようにしてください。
料金をそのまま裸で渡すのに抵抗がある場合は、封筒やのし袋に入れると良いでしょう。
表書き上部に「お布施」、表書き下部に「祈祷を受ける人の名前」を書いてお渡しします。
混雑を避けるには?予約できるの?
これほどご利益があるお寺ですからゆっくりお参りしたいと思う所ですが、川崎大師は成田山新勝寺と並んで、いつも混雑しているお寺で有名です。
特にお正月の三ヶ日は毎年300万人の参拝客でごった返すほどの混雑ぶりです。
受付を済ませてから修行時間までに本堂へ向かう事になるのですが、手水舎から本堂に入って座るまでにも、混雑時には時間がかかります。
あまりギリギリの時間に申し込むと、座って落ち着く前に祈祷が始まってしまうこともあります。
混雑を避けるには、節分の日以降に行くのがおすすめです。
「予約は必要なのか?」
「混雑を避けるために予約していくことはできる?」
と考えるかもしれませんが、
予約はありません。
当日に受付をして並ぶことになります。
服装はマナーに気を付ける
礼儀をわきまえた服装
厄除けしてもらう場合は、どんな服装がよいのでしょうか?
お大師様に失礼のない服装で臨みたいものですよね。
理想的には、男性でも女性でも正装が望ましいと言われています。
男性であればスーツにネクタイ、
女性であれば落ち着いたトーンのワンピース、
などでしょう。
ですが、厳密な格好の決まりはなく普段着で来ている方も見受けられます。
とはいっても、不相応の格好はしないようご注意ください。
例えば、スウェット、ジャージ、ミニスカート、サンダルや、派手な色柄は避けてください。
落ち着いた服装で、不敬のない範囲を心がけましょう。
実際には、スーツ又はスーツでなくても派手でない格好の男性や、モノトーンのワンピースの女性、制服を着た学生などを目にします。
動きやすさも大事
川崎大師の混雑を考えると、出来るだけ歩きやすい服装でお参りした方が良いです。
初詣では振袖を着るのが素敵ですが、動きにくいと大変です。
また、靴・履物などの着脱しやすさもポイントです。
というのも、ご本堂に上がる際には、靴を脱いでビニール袋に入れていきます。
また、帽子やコートの脱ぎますよね。
正月などのメチャクチャ混んでいるときには、ブーツなど時間がかかるものは履かない方が無難でしょう。
川崎大師の厄年とは?年齢早見表をチェック
厄年には是非厄除けを受けるようにしましょう。
一般的に厄年というと数え年が用いられると思いますが、川崎大師では「その年の満年令」を使います。
- 男性の場合、25歳、42歳、60歳
- 女性の場合、19歳、33歳、60歳
が本厄で、その前後の年が前厄、後厄になります。
満年齢を使うため、数え年で考えた場合と1歳分の差が生じたりして、混乱しそうになります。
よく分からなければ、川崎大師ホームページに年令早見表があるので、それをチェックすればOKです。
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厄除けお守り・厄除け札もいただこう
川崎大師では、いろんな種類のお守り・お札の授与品が用意されています。
厄除けに関しては、
- 厄除御守(300円)
- 厄除札(300円)
があります。
御守には、「厄除 弘法大師御守」と書いてあって、災難除けや厄払いのご利益があるとのことです。
他にも、
- 弘法大師願掛け守
- 干支巾着守
- なで御守
- 身代守
- べっぴん守り
など色んな御守があります。
川崎大師のホームページでは、お守り一覧が写真付きで見られます。
川崎大師に行ったら、お土産もお忘れなく!
>>川崎大師のお土産、人気の住吉屋「くず餅(久寿餅)」、大師巻・せんべい・だるまも外せない!
絶品のくず餅を始め、美味しいものがいっぱいです。
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