日本三大霊地の一つ・恐山
日本三大霊地と言えば、比叡山、高野山、そして恐山です。
一般的には「恐山のイタコ」が有名であるため、オカルトや心霊的な印象が強い場所かもしれませんね。
ですが、本来は、故人を偲ぶ民間信仰に根ざした霊場であるため、厳かな雰囲気を漂わせています。
恐山の紹介、観光の注意点、所要時間、時期、宿泊のおすすめなどについて触れていきます。
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実は恐山と言う名の山は存在しない?
恐山は下北半島の中心に位置する活火山で、標高は800m以上。
山全体が霊場なのですが、実は本来は「恐山」と言う山は存在しません。
一般的に恐山と言う名称で知られている山は、正式名称を「恐山菩提寺」と言います。
恐山を観光する上での注意点、冬は閉鎖されている
恐山は冬季は閉鎖されているので、観光を行うことが出来ません。
恐山をじっくり見て回りたいと言う場合は、冬季の旅行は避けるようにしましょう。
では、一体何月なら恐山に入山することができるのか。
そもそも恐山は一年の半分ほどしか開山していません。
なので、事前に開山時期を調べておかねば無駄足になってしまう可能性が大いにあります。
恐山が開山しているのは、5月1日 から 10月中旬までです。
時間は、朝6時から午後6時までと、10月上旬から10月31日までの朝6時から午後5時までです。
基本的には5月から10月までが開山時期ですが、10月の中旬から末日までは閉山時間が1時間早くなるため注意しましょう。
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恐山観光の所要時間
恐山を観光する場合の所要時間ですが、基本的には1時間程度と考えておいて良いでしょう。
ただし、食事や温泉をつけた場合は当然1時間では到底足りなくなります。
なので、もう少し余裕を持った時間を確保した方が良いです。
あまりせかせかしたくないと言う人には、後述の宿坊がおすすめです。
宿泊は宿坊がおすすめ
宿坊とは、参拝者のための宿泊施設です。
例えば「恐山温泉宿坊吉祥閣」は1泊12,000円と、民宿や格安ホテルに比べたらそれほど安いわけではありません。
ですが、建て替えたばかりの建物は綺麗で清潔感があり、本格的な精進料理を頂くことができます。
また、先述した通り恐山は夕方の5時ないし6時には閉山してしまいます、
でも、宿坊に泊まれば閉山後の恐山を散策することができるのも魅力です。
入山時間や所要時間などの関係で閉山時間までにじっくり恐山を見ることができないと言う人は、宿坊に泊まることで昼間とはまた違う雰囲気の恐山を見ることができます。
また宿坊には温泉があるため、疲れた身体を癒やすことができるのも大きな魅力ですね。
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